そんなにヨーグルトが余っているのかと思われるかもしれませんが、今回もヨーグルトを使ったお菓子です。タルトレットを作ってみました。

発酵バターを使ったサクサクのタルト生地に、フレッシュクリームを使ったカスタードに水切りヨーグルトを混ぜ合わせたクリームを詰めて焼き上げました。温かいままでも美味しいけれども、冷やして食べても美味しいです。
材料(直径7cmタルトレット型 6個分)
パート・シュクレ
発酵バター | 50g |
粉糖 | 50g |
塩 | 少々 |
全卵 | 25g (½個分) |
バニラオイル | 2~3滴 |
薄力粉(エクリチュール) | 100g |
アパレイユ
ヨーグルト | 400g |
フレッシュクリーム | 100g |
卵黄 | 20g (1個分) |
グラニュー糖 | 20g |
薄力粉 | 10g |
手順
下準備
- ヨーグルトは、半量になるまで水切りをする。
パート・シュクレを作る
- ボウルに発酵バターを入れ、クリーム状になるまで混ぜる。
- 粉糖と塩を入れ、均一になるまで混ぜる。
- 全卵とバニラオイルを加え、混ぜる。
- 薄力粉を篩い入れ、纏まるまで切り混ぜる。
- ラップに包んで形を整え、冷蔵庫で1時間以上休ませる。
発酵バターの代わりに無塩バターを使っても良いが、発酵バターを使うことで芳醇な風味とコクが増す。
パート・シュクレを焼く
- 打ち粉をした台にパート・シュクレを乗せ、3mmの厚さになるまで麺棒で伸ばす。
- 一回り大きい丸抜き型やセルクル(直径9~12cm)で生地を抜いてタルトレット型に敷き込み、はみ出た生地をコルヌなどで切り落とす。
- アルミカップとタルトストーンを乗せ、180℃に予熱したオーヴンで10分焼く。
- 生地の縁に焼き色が付いたら、アルミカップとタルトストーンを外し、更に10分焼く。
- 焼き上がりを確認し、オーヴンから取り出して生地を型から外す。
打ち粉をすることで型抜きした生地が台から外しやすくなる。打ち粉には粒子の大きい強力粉を使うこと[1]薄力粉は粒子が小さく、生地に入り込んでしまうため、打ち粉に適していない。。
アパレイユを作る
- 鍋にフレッシュクリームを入れ、沸騰する直前まで加熱する。
- ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、白っぽくなるまで擦り混ぜる。
- 薄力粉を篩い入れ、粉っぽさが無くなるまで混ぜる。
- 1(加熱したフレッシュクリーム)を2回に分けて加え、その都度均一になるまで混ぜる。
- 4を鍋に戻して中火に掛け、とろみが付くまで絶えず混ぜる。
- ボウルに水切りしたヨーグルトを入れ、混ぜ解す。
- 5(カスタードクリーム)を2回に分けて加え、その都度均一になるまで混ぜる。
アパレイユを詰めて焼く
- アパレイユを絞り袋に入れ、先端を1cmぐらい切る。
- 絞り袋をタルトレットに押し付けながら、アパレイユを詰める。
- 230℃に予熱したオーヴンで10分焼く。
- 表面の焼き上がりを確認し、オーヴンから取り出し、ケーキクーラーに乗せて粗熱を取る。
References
↑1 | 薄力粉は粒子が小さく、生地に入り込んでしまうため、打ち粉に適していない。 |
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