「初夏かよ」と思うぐらい少し暑さを感じるようになりました。実際、温度は25度を超えるようになり、いつも食べる食パンを作っている時も汗ばむようになりました。まだまだ桜の季節が名残惜しい。というわけで、今回は俗に言う「映え」を狙って、色鮮やかな春らしい食パンを作ってみました。

葉桜をモチーフに、桜パウダーと抹茶を混ぜ込んで3色のマーブル状に仕上げた、萌え断[1]使い方はこれで合っていますか?系の食パンです。いつも作るのはラウンドトップ(山形)ですが、今回は焼成時に食パン型に蓋をしてプルマン(角形)にしてみました。生地を3分割にして着色して三つ編みにすることで、どこを切っても綺麗なトリコロールが出てきます。
材料(食パン1斤型 1台分)
生地
強力粉 (春よ恋) | 250g |
上白糖 | 20g |
スキムミルク | 10g |
インスタントドライイースト (赤) | 4g |
塩 | 3g |
水 | 160g |
無塩バター | 25g |
桜生地用
桜パウダー | (小さじ1) 3g |
水 | (小さじ1) 5g |
抹茶生地用
抹茶 (粉末) | (小さじ1) 3g |
水 | (小さじ1) 5g |
今回の強力粉は、国産小麦の「春よ恋」です。まだ春を感じていたいので。
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手順
下準備
- 水は、600Wの電子レンジで30秒~1分加熱し、40℃の温度にする。
- 無塩バターは、室温に戻して柔らかくしておく。
- 桜パウダーと抹茶は、それぞれ水と合わせておく。
パン生地を作る
- ボウルに薄力粉、上白糖、スキムミルク、インスタントドライイースト、塩を入れる。
- 水をインスタントドライイーストに目掛けて注ぎ、粉っぽさが無くなるまでスパチュラでよく混ぜる。
- 台の上に生地を出し、その上に無塩バターを置き、纏まるまで捏ねる。
- 捏ね上がる直前で、生地を3等分にする。
- 3等分した生地について、
- ひとつは、そのまま捏ね上げる。
- もうひとつは、生地を広げ、桜ペーストを生地全体に塗り、混ぜ込むようにして捏ね上げる。
- 残りのひとつは、生地を広げ、抹茶ペーストを生地全体に塗り、混ぜ込むようにして捏ね上げる。
- それぞれの生地を丸め、閉じ目を下にしてボウルに入れ、ラップを掛けて40℃に設定したオーヴンで30分発酵させる(1次発酵)。
桜パウダーと抹茶は、予め水と合わせてペーストにしておくことで、生地に混ぜ込む時にダマが出来るのを防ぐ。
成形して焼成する
- 食パン型は、本体と蓋の内側に無塩バター(分量外)を塗っておく。
- 生地の1次発酵が終わったら、それぞれフィンガーテストをして、生地のガスを抜く。
- それぞれの生地を丸め直し、閉じ目を下にしてラップを掛けて15分休ませる(ベンチタイム)。
- それぞれの生地は閉じ目を上にして満遍なくガスを抜き、30cm位の棒状に伸ばす。
- それぞれの生地を並べて三つ編みにし、両端を閉じ合わせ、食パン型に入れる。
- ラップを掛けて40℃に設定したオーヴンで30分発酵させる(2次発酵)。
- 生地が食パン型の8~9分目の高さまで膨らんだら、ラップを外し、蓋をして天板に乗せる。
- 200℃に予熱したオーヴンで25分焼く。
生地を棒状にする時は、筒状にした生地を手前から奥に、手を中心から外側に移動させながら転がす。
References
↑1 | 使い方はこれで合っていますか? |
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